なぜ仕事ができる社員はやり過ごすのか?その理由とは?




あなたは「やり過ごし」という言葉を聞いたことがありますか?

そのままの意味ではあるのですが、近ごろ「できる社員はやり過ごす」という言葉をよく耳にします。

じゃあなぜ、「できる社員はやり過ごす」のでしょうか?

その理由について調べてみました。

「やり過ごし」とは?

そもそも「やり過ごし」が何なのかについて説明します。

例えば、強烈な台風が来て停電になったとします。懐中電灯を買いに行こうにも外は大荒れで出ることができません。

まさにどうしようもない状態です。

しかし、時が経つと台風は過ぎ去り、電気も回復します。

待っていれば問題の方が消えてなくなる。これが「やり過ごし」です。

なぜ「やり過ごし」が起こるのか?

タダ
人間が解決できる問題には限界があります。
限界を超える問題を解決しようとしたら、それ以外の通常の解決できる問題が後回しになってしまうので、優先順位をつけて取り組まないといけないわけです。
まず、人間には解決できる問題に限界があります。

先ほどの例で挙げた台風。

自然災害であり、個人でどうこうできる問題ではありません。

台風をどうにかしよう、と思って時間を使うより、おとなしくスマホの電気を使って本を読んだり宿題をすればいいだけです。

そこの優先順位を間違ってしまうと、宿題が終わらなかったり、仕事が終わらなかったりするわけです。

できる社員、できる人は、上手に「やり過ごし」、先にやらなければいけない仕事を終わらせているということですね。

長期雇用を前提としている日本の企業において「やり過ごし」はある程度許容されてはいますが、なかには「言われたことは全部やれ!」という会社のスタイルもあるので、臨機応変に対応することが大事です。

本当に「やり過ごす」社員ができる社員なのか?

ここに関しては、『できる社員は「やり過ごす」(高橋伸夫 著)』という本から引用しますが、

「やり過ごし」を許容しているある会社では社員を以下のように評価していたようです。

A評価

やり過ごしも含めて上司のオーダーを自ら優先順位をつけて遂行し、必要に応じて指示されないことまで自主的に行って、常に時機に応じた解を提示する部下

B評価

上司から言われた順に仕事に着手し、上司が指示した範囲で確実に仕事を遂行するが、上司の指示が多すぎたような場合には、時機を逃すこともある部下

C評価

やり過ごしも含めて間違った優先順位を勝手に行い、その結果やらなくてもいいことを先にやり、やるべきことを後手にして時機を逃す部下

D評価

自分で優先順位をつける能力もなく、かといって、上司から言われたことも遂行できない能力

―高橋伸夫(1996)『できる社員は「やり過ごす」』p,23

このような評価を行う会社があるということは、上手に「やり過ごす」社員ができる社員として評価されているということです。

まとめ:できる社員は「やり過ごす」。理由は自分が処理できる問題には限界があるから。

あなたがもし、上手に「やり過ごし」ができていなかったのなら、これを機に優先順位をつけてみるのもよさそうですね!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です